婦人科
子宮頸がん検診
わが国の女性のがんの中でも子宮頸がんにかかる人は比較的多く、
20~40歳代の女性で近年増加傾向にあります。
早期の子宮頸がんは自覚症状がないことが多いので、一年に一度など定期的に婦人科で
検診を受けることをおすすめします。
子宮頸がんの検査
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV:Human Papilloma Virus)が引き起こしますが、感染者のほとんどは一過性の感染で、2~3年以内に感染が自然消失します。しかし、一部では感染が持続し、数年~数10年の長い時間をかけて前がん病変(異形成)し、子宮頸がんになります。
当院では、子宮頸がんの早期発見にも力を入れています。
- 検査内容
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月経前1週間と月経中の検査は行いません。
- 細胞診
子宮の入り口から少量の細胞を採取し診断します。 - 経腟超音波検査 ※自費
腟内へスティック状の器具(経腟プローブ)を挿入し、子宮内を画像でチェックします。
- 細胞診
豊田市の無料クーポン券をお持ちの方は、受診時にご持参ください。
腫瘍外来
子宮頸がん検診で「要精密検査」と判定された方はこの外来を受診してください。予約制ですので「腫瘍外来」で予約をお取りください。初診の方は受付時間内に電話ご予約ください。
精密検査はコルポスコープ(腟拡大鏡)を使って子宮頸部を詳しく診ます。病変を疑う部分が見つかれば、組織を一部採取して病理診断を行います。また、必要に応じてHPV(ヒトパピローマウイルス)検査を行います。
卵巣嚢腫、子宮筋腫などは一般外来で診察します。